ティファニーは1837年に、チャールズ・スイス・ティファニーと友人のジョン・B・ヤングによって、1号店がニューヨークにオープンしました。当初は2人の名前から「ティファニー・ヤング＆エリス」という会社名で、文房具店として始まりました。
チャールズ・ルイス・ティファニーはアメリカのコネチカット州に生まれ、子供の頃から父親が営んでいた綿製造の仕事を手伝って暮らしていました。25歳になるまで父親と働いていましたが、一生このままでいいのかと悩むようになり、友人と一緒にニューヨークへ移ることを決心。父親へニューヨークで商売がしたいと打ち明けます。父親はティファニーの覚悟を受け入れると、1000ドルの資金を提供してくれました。こうして始まった文房具店。初日の売り上げは5ドルにも満たない4.98ドルでした。
ティファニーたちは各商品に値札をつけて値引き交渉には応じないというやり方で、当時としては画期的なスタイルでした。そして値引きをしない代わりに品質の良いものを取り扱うようにしていました。すると次第に店の評判は上がっていき、常連客も増えて少しずつ繁盛するようになっていったのです。

1845年には米国初のダイレクトメール(通信販売)カタログの発行を開始します。この頃から、これまで販売していた文房具の他に、中国からの輸入品や日本の紙張り子ステッキなどの販売を始めました。現在ブルーブックコレクションとして知られるこのカタログは、現在でも発刊されていて、最高峰のティファニーのジュエリーの数々が掲載されています。
今年度も「ブルー ブック 2024：ティファニー セレステ」フォール コレクションが発表されており、伝説のデザイナー 「ジャン・シュランバージェ」の限りない創造力と宇宙の神秘への憧憬を称える「ブルー ブック 2024」は、すでに発表しているスプリング、サマーに加え、今回のフォールでシリーズが完結します。
今回のフォール コレクションでは、「アウル オン ア ロック」「フェニックス」「ユニコーン」「スター バースト」と、新たに4つのテーマの作品が登場。各テーマのハイジュエリーは、シュランバージェの代表作である「バード オン ア ロック」をはじめ、彼の象徴的なマスターピースを再解釈して誕生したものになります。

変わり続ける愛の力を表現するティファニー ハードウェア。ティファニーのアーカイブにある1962年製の象徴的なブレスレットに着想を得たティファニー ハードウェアは、不朽のエネルギーと自由奔放な精神を体現しています。2017年に初めて発表された比較的新しいコレクションとなっていて、登場以来、日本でも男女問わず支持され、高い人気を誇っています。ティファニーならではのゲージリンクの大胆なチェーンは、力強い存在感を放ちます。


Tiffany＆Co.　/　ティファニー　/　ハードウェア リンクブレスレット　/　ブレスレット　/　イエローゴールド


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