マルキーズ・ ドゥ・セヴィニエは、1898年に創設されたフランスの老舗ショコラトリー。
昨年から国内でも取り扱いが始まったそうなので、見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
その名は「セヴィニエ侯爵夫人」の意で、パッケージのデザインは彼女の肖像画やシルエットです。
セヴィニエ侯爵夫人は聡明な人物であったと記されており、自身の愛娘フランソワーズをはじめ親しい間柄の人物へ宛てた手紙の数々は名文と評され、書籍が出版されているほど。
こちらの中心に描かれている人物も彼女でしょうか。
ハウンド犬たちに囲まれて楽しいひとときを過ごしている様子。
傍らで彼女に笑顔を向ける男性は夫のアンリ・ドゥ・セヴィニエ侯爵でしょうか。
侯爵は夫人とは対極的で、自堕落であったことや良くない話なども記されており、その為なのか庭では噂話に花が咲いているようにも受け取れるような描写も・・・
ちなみに、ハウンドという犬種は全体的に細く長く伸びたフォルムが特徴的で、優雅な佇まいをしています。
しなやかな身体と脚を目一杯に使ったその走りは最高時速70キロにも及ぶと言われ、本来の獣猟犬としての役割を果たす一方で、ドッグレースなどでも親しまれました。
蓋の裏には走るハウンドの姿が描かれており、表とはまた違った表情に心奪われます。
角が丸く優しいスクエア型のフォルムは、さながら宝石のクッションカットのような可愛らしさ。
蓋の縁で真鍮色の輝きを放つ、2種類の素材で丁寧に編み込まれたかのようなレース装飾。
アンティークの紙箱でも希少なデザインです。
内側に貼られた柄付きの紙の赤も全体を引き締めるいいアクセントに。
開けた瞬間のサプライズ感も演出できるので、誰かに贈りたいという気持ちにもさせられます。
現在も包装まで計算されたトータルコーディネートで、商品を美しくパッケージして私たちを楽しませてくれるチョコレート業界。
特にこちらのマルキーズ・ ドゥ・セヴィニエは初期の頃よりチョコレートの箱を宝石箱の様に見立てて、様々な贅を凝らしたチョコレートボックスを製作しており、今なお世界中の多くのコレクターを魅了しています。
実際に同ブランドのチョコレートを中にいれてみても素敵かと思います。
アンティーク好きの方へ、チョコレートにちょっとした知識を添えた贈り物はいかがでしょうか。
きっと特別なバレンタインギフトとなるでしょう。
※チョコレートは付属しません。
price:sold
Size:w15.5、h4.5(約cm)
Material:紙、レース
Country :フランス
manufacturer :マルキーズ・ ドゥ・セヴィニエ / MARQUISE DE SEVIGNE
※当店商品はアンティーク品・古物となりますので、経年の使用感や小キズ等ございます。
情報は推定の物もございます。
※こちらsoldとなりました。ありがとうございました。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★アンティークス・エデュコ 吉祥寺PARCO店
▪tel
080-4408-2196
▪website
https://antiques-educo.com
▪instagram
https://www.instagram.com/antiques_educo
▪twitter
https://twitter.com/antiques_educo
お気軽にお問合せ下さいませ!
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
【商品紹介】チョコレートボックス マルキーズ・ ドゥ・セヴィニエ / MARQUISE DE SEVIGNE フランス
23/02/10
128