ヴァン クリーフ＆アーペルのアルハンブラは、1968年に誕生したジュエリーコレクションです。四つ葉のクローバーをモチーフにした、上品でエレガントなデザインが特徴です。アルハンブラという名前は、同じく四つ葉のデザインを建築に取り入れたアルハンブラ宮殿から由来しています。

四つ葉のクローバーは、幸運のシンボルともいわれますよね。子どものとき、夢中で探した経験もあるのではないでしょうか。見つかる確率は通常のクローバーの10万分の1とも、100万分の1ともいわれています。そして、この四つ葉のクローバーは幸運というメッセージは、日本だけでなく世界でも多くの国で浸透しているようです。

「幸運になりたければ、幸運を信じなさい」。これは創業者エステル・アーペルの甥、ジャック・アーペルの口癖でした。熱心なコレクターで知られた彼は、ジェルミニー・レヴックの自邸の庭で四つ葉のクローバーを摘んでは、英詩「Don’t Quit」とともに同僚に贈ったと言います。

幸運を仲間たちにも分けてあげたい、そんな思いがあったのだと思います。

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